お知らせ
背骨のセルフチェックをしてみましょう
2024.06.28
健康とはどんな状態なのか?
みなさんは健康ですか?と聞かれたときに
何をもって健康を判断しますか。
病気や怪我をしていない=健康と考える方も多いと思います。
しかし、
健康診断で「異常なし」と言われた(=病気や怪我でない)人でも、
痛みを感じたり、日常生活に苦労したりと
身体に違和感を持ちながら過ごしていることもあるのではないでしょうか。
上のような「病気の発病や自覚症状の無い時点ではあるが、身体に不調が出る寸前の状態もしくは不調を感じているが病気では無い状態。」を「未病」と言います。
病気になってから慌てて行動するよりも、普段から病気になりにくいよう保つことで予防、健康を維持していくことが重要になってきます。
そこで、今の状態に気づけるために、今回はご自身でできる背骨全体の可動域をご紹介します。
背骨は人間のまさに支柱的存在です。下の画像は、各背骨(脊髄神経)がどの皮膚を支配しているかを表しています。痺れや痛みを感じる箇所は該当する背骨に何かしらのトラブルがある可能性があります。故に、背骨の可動域は自身の健康状態を示すものでもあります。
(C:頚椎、T:胸椎、L:腰椎、S:仙骨)
画像:看護roo!
【背骨のセルフチェック】
前屈
目安は「床に手が届くか」「背骨が均一なカーブをしているか」
後屈
目安は「背骨が均一に反れているか」「どれだけ後ろが見られるか」
回旋
目安は「後ろの肩が前の肩を越しているか(回旋角度100°)」
あくまで目安なので、個人差はあります。大切なのは、「定期的に測ってみて前回より良くなっているか」という観点になってきます。
プライベートレッスンでは、クライアント様の目的、悩みを聞いた上で、姿勢分析や上記のような評価を行い、それぞれに適したエクササイズを提供しています。
このような評価はインストラクターが判断するためだけでなく、ご自身で変化に気づくためのものでもあります。ご自身の取り組みが反映されるので、モチベーションの向上になります。
何か1つでも構いませんので、定期的に測ってみてはいかがでしょうか?