お知らせ

鼻呼吸とピラティス

2023.11.10

肌寒く乾燥する季節になってきました。朝起きて喉が乾燥している、なんてことはありませんか?

普段の呼吸を鼻呼吸で行なうか、口呼吸で行なうかで、喉の状態はもちろん、身体の機能や免疫に大きな影響を与えます。

鼻呼吸のメリットとしては「外気の汚れを鼻を通ることでフィルタリングされる」「冷たく乾いた外気を温め、加湿された状態で肺に届く」などがあります。

そこで重要になってくるのが「舌の位置」です。普段の舌の位置が呼吸の方法に影響を与えます。簡単なチェック方法の1つとしてとして、「舌の位置が高いか低いか」で調べることが出来ます。

上あごに舌全体が張り付いている状態は普段から鼻呼吸ができている可能性が高いです。逆に、舌が落ちている状態は口呼吸である可能性が高いです。

また、ピラティスにおいては、舌の位置を高く保つことで、首が安定されるため、画像のような胸椎を伸展させる(胸を反らせる)動きが行いやすくなります。

頭の位置も改善されるため、「首こり、肩こり」「ストレートネック」の改善にも繋がります。
もしこのような症状でお困りであれば、ご自身の「舌の位置」を気にされると良いかもしれません。

参考
[1] 今井一彰、中島潤子『世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング』幻冬舎
[2] 今井一彰『自律神経を整えて病気を治す! 口の体操「あいうべ」』マキノ出版

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